ピアニストが演奏している映像などを見て、指の速い動きに驚いたことはありませんか?
日々、練習を積み重ねて、高度なテクニックを身に着けていきます。
しかし、ただ長時間練習すればできるようになるわけではありません。
演奏中のからだの使い方が悪いと、テクニックが身につかないばかりか、からだを痛めてしまうこともあります。
では、良いからだの使い方とは何でしょうか?
これは、「余計な力みのないからだ」と言えると思います。
具体的には「脊椎が縮むことなく、頭を支えることができている状態」です。
その状態で活動できると、からだに不必要な緊張が起こらないので、どこかを痛めることもなく、最大限の力を発揮することができます。
猫背だったり、逆に反りすぎていたりすると、脊椎を縮めてしまい、からだに不必要な緊張が起こります。すると、思っていたように動けなかったり、痛みが生じたりします。
そのような状態で演奏すると、指の動きは固くなり、音が悪くなります。また、素早い動きもしづらくなります。
ピアノはもちろん指を使って弾くので、指の動かし方はとても重要です。
ただ、からだ全体の動かし方も深く関わっているのです。
では、どうすれば余計な力みのない良いからだの使い方で演奏できるでしょうか。
それには、まず普段からそのようなからだで動けていることが大事です。
普段から肩に力が入っているのに、演奏中だけ力を抜くことは難しいのです。
毎日の生活のなかで、余計な力の入っていない、楽な姿勢を見つけることから始まります。
小さな子供たちは、まだ悪い癖が少ない状態、または悪い癖がついていたとしてもすぐに改善できる状態です。
なので小さいうちは、是非、全身をよく動かして、ゆがみのないバランスのとれた丈夫なからだを作ってほしいです。(練習ももちろん大事ですが・・・。)
また、成長した後でも、からだ全体を動かすは大事なことです。
全身を動かすことにより、自分のからだの感覚を磨いていくと、疲れづらいからだになり、不調に気づきやすくなります。ピアノ以外のことをするときでも大変重要だと思います。
私は数年前から、この「からだの使い方」について勉強してきました。
どちらかと言うと、自分の演奏をより良くしていくためでした。
しかし学んでいくうちに、生徒さんに、特に小さな子供たちに伝えたい、と思うようになりました。
からだのバランスがいかに重要なことかわかったからです。
また勉強を続けて、レッスンに生かしていけたらと思っています。
いずみピアノ教室
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